道後山駅とは?

道後山駅は広島県庄原市にあるJR芸備線の駅です。

かつて急行列車も停まっていた駅に現在やってくるのは
キハ120の単行列車のみである・・・



詳細データ
所属路線 芸備線 
設置場所 広島県庄原市西城町高尾/開業時広島県比婆郡八鉾村
開業 1936年(昭和11年)11月21日 
距離 新見より44.2キロ。備中神代より37.8キロ。備後落合より6.8キロ。三次より52.5キロ。広島より121.3キロ 
駅舎 木造モルタル・倉庫には消防車が置かれている。 
設備 切符販売無し。駅員配置無し。ホーム1面1線 
その他 標高611メートル地点にあり、芸備線で最も標高の高い場所に置かれている駅である。 

道後山駅観察
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時刻表

下り

上り

6時20分 普通備後落合行き 6時56分  普通新見行き 
14時11分 普通備後落合行き 14時51分 普通新見行き
19時37分 普通備後落合行き 20時27分 普通新見行き

かつての時刻表

歴史


道後山駅関連の新聞記事

 1936年8月22日  比婆郡八鉾村植木に道後山駅が設置されることが決まる。
 1936年9月12日  道後山駅建設工事起工。
 1936年10月10日  国鉄三神線小奴可−備後落合開通。
 1936年11月18日  道後山駅建設工事竣工。
 1936年11月21日  国鉄三神線の所属駅として小奴可−備後落合に道後山駅開業
   広島鉄道局が道後山をスキー推奨地に指定。
 1937年7月1日  路線改称に伴い、芸備線の所属駅となる。
 1938年10月10日  道後山山麓に国鉄道後山山の家開業。
 1939年1月7日  広島−道後山で臨時スキー列車「白雪号」運転
  運転時刻 道後山行き:広島1時10分発→道後山6時10分着、広島行き:道後山17時50分発広島22時05分着
 運転日 1月7,14,21,28日、2月4,11,18,25日
 1952年  駅裏手に高尾原スキー場オープン。
 1961年7月23日  当駅初の優等列車として、臨時準急「たいしゃく」運転開始。
 1962年3月15日  準急「たいしゃく」定期列車化。準急「しらぎり」運転開始。
 1963年11月25日  貨物取扱廃止。
 1967年10月1日  急行「ひば」運転開始。
 1968年10月1日  急行列車の名称統合。ひば→たいしゃく、しらぎり→ちどりに変更。
 1971年3月24日  この日を持って蒸気機関車引退
 1972年9月1日  無人駅になる。手荷物取扱廃止。
 1974〜75年  この頃、道後山行きのバス廃止。隣の備後落合からの発着に変更。
 1975年3月10日  この日のダイヤ改正で道後山駅に停車する優等列車消滅。全列車隣の小奴可に停車
 1983年10月31日  芸備線全線CTC化
 1987年4月1日  国鉄分割民営化に伴い、JR西日本所属の駅となる
 1991年3月16日  備後落合以西へ行く列車が消滅。
 2006年頃?  駅ホームの上屋撤去
 2007年頃?  駅前商店による切符委託販売終了 
 2011年11月  高尾原スキー場廃業 
 2015年3月20日  高尾原スキー場スキーハウス解体。同日周辺の桜の木22本中19本を伐採 


〈参考資料〉
Wikipedia・他各サイト様
書籍「芸備線米寿の軌跡」
西城町史(通史編)
各種時刻表(JTB・交通公社・復刻版含む)
中国新聞
大阪朝日新聞
芸備日日新聞:澤原梧郎氏寄託(呉市産業部海事歴史科学館学芸課提供)
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