道後山駅観察

 

暗闇の中ポツリと明かりを灯す駅舎。 真新しい駅名看板。
以前のものは駅舎内に置かれている。

駅舎内。
木製のベンチ・座布団・先代駅看板が置かれている。
時刻表と運賃表。
ここに来る列車は1日3往復のみである。

たとえ秘境駅でも、マナーを守って利用しましょう。 学校の渡り廊下のような軒下。

柱に掛けられた温度計。
山の駅とあって、低い気温を表示している。
駅舎の旧事務室部分は消防団の倉庫になっている。
消防車や器具が置かれている。

駅舎の一番端には駅員の休憩室が残されていた。
掲示板やこたつなど、今にも誰かが入ってきそうな雰囲気…
豪雪地帯とあって、雪かきも置かれている。
しかし無人駅となった今、誰が使っているのだろう。

ホーム入り口にラッチが残っている。
かつてこの山奥の駅に駅員がいた証だ。

ラッチの横に掲げられた駅員。一度消した国鉄の文字が
また浮かび上がってきていた。

ホームへは階段を上る必要がある。
冬の大雪の時などは、上るだけでも一苦労。
秘境駅に似つかわしくない妙に新しいトイレ。
冬季は水道管が凍って水が流れなくなることも・・・。

駅名標 合併前の地名で刻まれた標石。

かつて使われていたホーム跡。
静かに草木の中へと眠っていく。
大雪で線路が埋まってしまった。
この後スノープラウを付けたキハ120が黙々と走っていった。

大雪でここまで積もってしまった。
さらに風が強いと、戸の隙間から雪が入ってくる。
やまない雪と駅の灯りが幻想的な光景を作ってくれた。

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